首位独走の阪神、宿敵・巨人に「禁断のカード」を切る
セ・リーグ首位を快走し、着実に優勝へのマジックナンバーを減らし続ける阪神タイガース。その歩みをさらに加速させるべく、藤川監督が“伝統の一戦”で重大な決断を下しました。
なんと、今シーズン初めて、村上頌樹投手と才木浩人投手という二枚のエースを、同一カードである巨人3連戦に同時投入することを明言したのです。
「ゲームを楽しみたい。面白くてエキサイティングなゲームをね」
そう語る藤川監督。
鉄壁の布陣!巨人キラーが揃い踏む先発三本柱
今回の巨人3連戦に送り込まれる先発投手陣は、まさに「必勝」を掲げるにふさわしい盤石の布陣です。
- 第1戦:伊藤将司 6月に先発復帰後、4勝0敗、防御率1.06という驚異的な安定感を誇る左のエース。岡本和真選手が復帰する可能性のある強力巨人打線に対し、持ち前の丁寧なピッチングでゲームを作ります。
- 第2戦:村上頌樹 今季の東京ドームでは2勝0敗、防御率0.86と圧巻の成績を残す右のエース。この日は長嶋茂雄終身名誉監督の追悼試合でもあり、「いいゲームにしたい」と特別な想いを胸にマウンドへ上がります [01:10]。
- 第3戦:才木浩人 そして、とどめを刺すのが“Gキラー”才木です。今季の巨人戦は3試合に登板し、3勝0敗、防御率0.00 。まさに巨人のためにいると言っても過言ではない投手です。ゾーンを突く力強い投球で、宿敵の息の根を止めにかかります。
果たして、阪神投手陣は宿敵・巨人打線を完璧に封じ込めることができるのか。そして、藤川監督の描くシナリオ通り、優勝へのカウントダウンを加速させることができるのか。
野球ファンなら誰もが見逃せない、今季のペナントレースの行方を占う、運命の3連戦が始まります。