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【動画】「花井組」持続可能な暴力―認定「SDGs企業」で起きた社内暴行の実態

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2025年3月、札幌市西区にある建設会社「花井組」の社員寮で、社長が従業員に暴力を振るう様子が防犯カメラに記録されていた。この事件の衝撃は、映像が公開されるや否や大きな波紋を広げた。何よりも注目すべきは、この企業が札幌市から「SDGs認定企業」として表彰されていたことだ。

動画に対するコメント

1. 名無しの視聴者 2025/05/09 21:51
示談しないで徹底的にやってほしい
2. 名無しの視聴者 2025/05/09 15:27
潰れてまえ、こんなレベル低い暴力会社
3. 名無しの視聴者 2025/05/09 12:04
なにより防犯カメラの映像が残っててよかった
4. 名無しの視聴者 2025/05/09 11:03
絶対に許せない。声あげた勇気に敬意を評します。
5. 名無しの視聴者 2025/05/09 07:59
傷害罪、暴行罪で絶対に逮捕、起訴されないとおかしい
6. 名無しの視聴者 2025/05/09 15:46
親族も脅迫で逮捕しろ
7. 名無しの視聴者 2025/05/09 17:49
警察に行った後の電話もやばすぎる。警察は被害者を全力で守って欲しい。
8. 名無しの視聴者 2025/05/09 13:40
こんな会社に税金で工事発注すんなよ。見てるか?札幌市!
9. 名無しの視聴者 2025/05/09 22:32
これは本当に犯罪。これを取り締まれ無いならこの世の中は終わってる
10. 名無しの視聴者 2025/05/09 12:48
よく声上げたよ!すごい勇気だ!
11. 名無しの視聴者 2025/05/09 03:39
素晴らしいよくぞ取り上げてくれた⭐︎この犯罪を徹底的に追求しなければならないこの犯罪者に厳罰を
12. 名無しの視聴者 2025/05/09 16:07
21 時間前(編集済み)ここまではっきり堂々と殴り続けるのも珍しい。傷害罪で刑事告発すべきレベル。弁護士も弁護しようの無いレベルでしょ。
13. 名無しの視聴者 2025/05/09 13:14
逮捕しろ!
14. 名無しの視聴者 2025/05/09 10:28
こんな会社なくていいですよ。取引先は手を切るべき
15. 名無しの視聴者 2025/05/09 03:51
これは完全に犯罪です。

日常的に繰り返された「持続可能な」暴力

暴行は、コイの水槽掃除を命じられた従業員が社長の妻に対し、少し語気を荒げたことが発端だったという。たった一言「わかった」が、社長の“逆鱗”に触れた。

防犯カメラには、殴る、蹴る、髪を掴んで揺さぶる、膝蹴り、平手打ちなど、約1時間にわたる暴行の一部始終が映っていた。被害者男性によると、その場には社長の妻と常務も同席していたが、誰一人止めようとはしなかった。

さらに驚くべきは、社長が暴力を振るった直後にかけた言葉だ。

「俺も忘れるから、お前も忘れろ」

この言葉が、会社内での暴力がいかに「常態化」し、「黙認」されてきたかを物語っている。

「SDGs企業」の実態と札幌市の責任

花井組は札幌市からSDGs推進企業として認定を受けていた。だが、今回の暴行事件は、表面上の認証と、実態とのギャップを露呈するものとなった。果たして市の認定制度は、企業の「持続可能性」や「人権尊重」をどこまで真剣に審査していたのか。

SDGsの理念は、「誰一人取り残さない」ことにある。だが、実際に社員が暴力によって傷つき、声を上げられない環境が放置されていたのなら、それは「持続可能な暴力」を温存していたに等しい。

「黙っていた上司も共犯」——元社員の怒り

暴行を受けた男性は、会社を辞めた後も社長の親族から脅迫的な留守電を受けたと語る。

「お前いい加減にしろよ」「本当にさらいにいくぞ」

このような行為が放置され、加害者側がいまだ組織を運営しているとすれば、それは法治国家としての倫理の崩壊を意味する。

男性は語る。

「なぜ、止めるべき立場の上司が見て見ぬふりをするのか。それが一番悔しい」

被害届提出と今後の焦点

男性はすでに警察に被害届を提出しており、刑事事件としての捜査が進む見込みだ。一方で、花井組側は「弁護士に聞いてください」として、会社としての説明責任を放棄している。

SDGsという看板の裏に隠れた組織的暴力。今回の事件は、企業の「看板」ではなく「実態」にこそ目を向ける必要があるという、重い警鐘である。

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