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高橋由伸氏夫妻が長嶋茂雄氏宅を弔問 伝説の存在への感謝と別れ

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高橋由伸氏と妻・麻衣さん、深い思いを胸に弔問

2025年6月4日、元巨人監督の高橋由伸氏と妻の小野寺麻衣さんが、6月3日に89歳で逝去した巨人軍終身名誉監督・長嶋茂雄さんの自宅を訪れ、弔問に訪れた。

麻衣さんは「まだ信じられない。あんなにオーラがあって、大きな方が…」と涙ながらに語り、夫婦として長嶋さんに何度も食事に招かれた日々を思い返した。

人柄とユーモアで支えられた監督時代

高橋氏は「監督になってからの方が、2人で話す機会が増えた」と回想。選手としても監督としても、長嶋さんから多くを学び、支えられてきたと語った。厳しくも愛情のこもった助言や、励ましの言葉が心に残っているという。

また、対面した長嶋さんの表情について「今にも笑いだしそうだった」と話し、集まった関係者らと談笑する中でも、彼の存在が場を明るく照らしていたと感じたようだ。

野球界に残した功績と人間性への敬意

長嶋茂雄さんは、野球というスポーツを越えて日本の文化に影響を与えた存在だった。そのカリスマ性と愛嬌、厳しさの中にある人間味が、多くの選手や関係者にとってかけがえのない存在となっていた。

松井秀喜氏や中畑清氏など、数々の巨人OBも弔問に訪れ、思い出を語る時間が流れた。特に松井氏は2人きりで語る時間を持ち、「多くの思い出を呼び起こした」と語っている。

おわりに:伝説との別れとこれからの継承

長嶋茂雄さんの逝去は、日本野球界にとって大きな節目となる出来事だ。しかし、その魂や教えは、由伸氏をはじめとする多くの選手や関係者に受け継がれていくだろう。別れは悲しいが、その影響はこれからも野球界に色濃く残り続ける。

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