2025年、カプコンの最新作『モンスターハンターワイルズ』が、Steamにおける同時接続プレイヤー数(同接数)で、7年前に発売された『モンスターハンター:ワールド』および拡張DLC『アイスボーン』にまさかの敗北を喫しました。これに対し、ネット上では「歴史的瞬間」「敗北者」「もう終わりだねこのゲーム」といった衝撃の声が続出。最新作が旧作に劣るという前代未聞の事態に、ファンの間に失望と混乱が広がっています。
7年前の旧作に抜かれる「前代未聞」の事態
モンハンワイルズがアイスボーンにSteam同接抜かれてる問題をカプコンはもっと深刻に受け止めた方が良い気がする pic.twitter.com/o6iXvtRCPE
— classic-beer (@nemusama62) June 9, 2025
「マップも未完成な段階で同接数でワールドに負けるなんて想像もしてなかった」
「7年前のゲームに負けるって、それもう終わりだよ」
ユーザーたちの驚きは大きく、Steamの統計上、ワイルズのプレイヤー数がワールドに抜かれるという“歴史的な逆転現象”は、多くのファンにとって予想外でした。
■ワイルズが同接数で劣った理由――ユーザー指摘の6つの問題点
- ボリューム不足 「スカスカ」「マップが途中」といった声が多く、ゲームコンテンツの薄さが早期離脱を招いた模様。
- 単調なゲーム体験 生態系の作り込みは評価されるも、繰り返し要素が少なく、モチベーションを維持できない設計に不満が集中。
- モンスター・装備の魅力不足 狩りたいモンスターが少なく、装備のバリエーションも乏しい。狩る理由が見つからないとの声も。
- 不便なUI・システム クエスト受付NPCが徘徊していたり、集中モードが必須だったりと、「不便な世界観の押し付け」が批判を浴びています。
- 価格と旧作との競合 ワイルズが高価格なのに対し、ワールドやアイスボーンが安価で頻繁にセールされることで、旧作が強力なライバルになっているという皮肉な構図も浮き彫りに。
- 開発・運営体制への不信 「ユーザーを軽視している」「決算に合わせて未完成でリリースされたのでは」といった不信感が広がり、怒りを買っています。
■再評価される『ワールド』と“奇跡”だった過去作
ワールドがバケモンなのか
— 男爵グリーン (@green_mh_mc) June 9, 2025
ワイルズがバケモンなのか#mhw #mhwib #mhwilds #アイスボーン #モンハンワイルズ pic.twitter.com/nHzIwCr6Dj
『モンスターハンター:ワールド』とそのDLC『アイスボーン』は、今なおSteam上位にランクイン。これを受けて「ワールドは奇跡だった」「IBに戻った方が楽しい」など、過去作の完成度を再評価する声が多数見られます。
■ワイルズに未来はあるのか?
「MR(マスターランク)実装で変わるかも」「今はまだチュートリアル段階」と希望を語る声もある一方で、「このままでは無理」「アップデートしても厳しい」とする冷静な分析もあります。
カプコンはこの“歴史的敗北”をどう受け止めるのか。ユーザーとの信頼回復と、シリーズの未来を賭けた舵取りが求められています。