注目記事

東洋大姫路、14年ぶりに夏の甲子園へ!岡田監督が導いた名門復活の軌跡

SHARE

宿敵・報徳学園との激闘を制し、13度目の夏へ

2025年7月28日、ほっともっとフィールド神戸で行われた第107回全国高校野球選手権兵庫大会決勝にて、東洋大姫路が報徳学園を7-6で下し、14年ぶり13回目の夏の甲子園出場を決めました。激戦の末に手にした勝利は、まさに名門復活を象徴する瞬間となりました。

打線の爆発とエースの粘投が光った決勝戦

試合は序盤から一進一退の攻防が続く熱戦に。2回には3年生捕手・桑原大礼選手のソロホームランで先制。3回には4連打で再び逆転し、6回には主砲・白鳥翔哉真選手が勝ち越しの適時打を放ちます。

先発を務めたエース木下鷹大投手は、報徳打線に食らいつかれながらも8回には三者連続三振を奪うなど、気迫のこもったピッチングで試合をリード。終盤に追い上げられるも、最後までリードを守り抜きました。

岡田龍生監督が就任2年で達成した「秋春夏3冠」

2022年4月に母校の監督に就任した岡田龍生監督は、チームを春夏連続の甲子園へと導きました。それだけでなく、兵庫大会の秋季・春季・夏のすべてで優勝する「3冠」を達成。選手一人ひとりの個性を活かす采配と、選手の努力が重なった結果といえるでしょう。

歴史と実績を誇る名門・東洋大姫路の伝統

1963年創立の東洋大姫路高校は、これまで春9回、夏13回の甲子園出場歴を誇る名門校。1977年には全国制覇の栄冠も手にしています。これまでに長谷川滋利氏や甲斐野央投手など、数々のプロ野球選手を輩出してきました。

聖地・甲子園での飛躍に期待

14年ぶりに夏の舞台へと戻ってきた東洋大姫路。甲子園ではどんなドラマを見せてくれるのか。春夏連続出場の勢いと、名門の誇りを胸に、全国の注目を集める存在となることは間違いありません。

おすすめの記事

最新の記事