隣の席から“手”が侵入…SNSで話題の出来事
回転寿司チェーン「スシロー」の店舗で、客が隣の席から不自然に手を出し続ける様子がSNSで話題になっています。投稿したのは利用客のyuyuさんで、「何年かぶりにスシローに来たけど、気持ち悪いし迷惑」と不快な体験を吐露しました。投稿には、テーブルの仕切りを超えて伸びる男性の手が写っており、SNS上では「絶対つらい」「ぶっ叩きたくなる」など共感の声が多数寄せられています。
スシローの多くの店舗では、ベンチ型の長いシートが隣のテーブルと繋がっており、こうした席構造も背景にあって、手が隣席まで侵入する可能性があるようです。
不快な行為に対応できず…当事者の苦悩
yuyuさんによれば、男性の手は来店してすぐに現れ、30分弱の食事中、ほとんどの時間で同じ姿勢を保っていたとのことです。相手は20代後半くらいの男女4人組で、手を出していたのはやや体格の良い男性だったといいます。
ただ、声をかけることはせず、母親と二人で終始困惑して過ごしたそうです。「何か言って逆ギレされたら怖い」と、対応を躊躇する気持ちも語っています。次に同様のことが起こったら、店員に席を変えてもらうつもりだとも話しています。
SNSでは「同じような体験をした」という声が相次ぎ、場合によっては子どもが手に反応して触りに行ってしまったり、髪の毛を触られたというエピソードまで寄せられました。一方で、「熱々のお茶を渡す」「くしゃみをするフリをする」など、冗談交じりの“撃退策”も投稿され、盛り上がりを見せています。
外食を気持ちよく楽しむために
今回の騒動は、外食という公共の場での「距離感の大切さ」をあらためて考えさせる出来事でした。本人にとっては無意識の仕草でも、周囲には大きなストレスや不快感を与えることがあります。
楽しいはずの外食の場で、他人の行為によって嫌な思いをしないためにも、ちょっとした配慮やマナーを意識することが大切だといえるでしょう。店側も構造的な問題に対して、仕切りの改善などの対応を検討する余地があるかもしれません。
公共の場で過ごす際には、自分の行動が他人にどう見えるか、改めて振り返りたいものです。