先月、大阪・関西万博の会場内で公式キャラクター「ミャクミャク」の関連グッズを大量に万引きしたとして、警察は「撮り鉄」を自称する若者グループを逮捕しました。彼らの犯行手口が明らかになるにつれ、インターネット上では「撮り鉄」文化への厳しい声や、「盗り鉄」という造語まで飛び交い、大きな波紋を呼んでいます。
万博会場で起きた窃盗事件の全貌
逮捕されたのは東京都内に住む大学生や無職の若者ら数人からなるグループです。彼らは万博会場内のオフィシャルストアで、人気キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみや扇子などを大量に盗んだ疑いが持たれています。転売目的だったとみられるこの犯行は、グループが事前に計画を立てて行っていたと報じられています。
さらに驚くべきは、彼らが東京から大阪まで移動した手段です。捜査関係者によると、このグループは新幹線の乗車券を持たず、わずか150円の入場券のみで新幹線に乗り、新神戸駅まで無賃乗車を繰り返していた疑いも浮上しています。また、万博会場への入場に関しても、年齢を偽り、大人料金ではなく子供・中人料金で入場していたとされています。
ネットで広がる「撮り鉄」への批判
この事件が報道されると、SNS上では「鉄道知識を悪用した、鉄道へのリスペクトがない行為だ」「彼らは撮り鉄ではなく盗り鉄だ」といった厳しい声が多数投稿され、大きな話題となりました。 一部の容疑者が「無賃乗車は当たり前」と供述したと報じられたことも、鉄道ファン全体に対するイメージの悪化につながるとの懸念が広がっています。
一方で、多くの真面目な鉄道ファンからは、「ごく一部の犯罪者の行動で、健全な趣味活動が偏見の目で見られるのは残念だ」といった意見も寄せられており、今回の事件をきっかけに、趣味と犯罪行為を明確に区別すべきだという声も高まっています。